台湾の航空会社で、チャイナエアライン(中華航空)グループのマンダリン(華信)航空は4日、高雄―馬祖(南竿)線を増便した。これを記念し、レトロなデザインを機体に施した特別塗装機の運航も開始した。
高雄―馬祖(南竿)線は昨年6月に就航した。当初は毎週金曜日に1往復のみの運航だったが、今後はそれに加え、月曜日にも1往復する。
馬祖を管轄する連江県政府は、20年近く運航が途絶えていた高雄と馬祖を結ぶ航空路線が昨年復活し、高い利便性で南台湾の人々に人気だと強調。新たな市場開拓に成功し、南台湾と馬祖をつなぐ橋になったとしている。
特別塗装機については著名なデザイナーの鄒駿昇さんとイラスレーターの洪添賢さんを招いてデザインしたもので、「馬祖のタイムマシン」をコンセプトに、馬祖の独特な時間感覚や穏やかな島の雰囲気を取り入れたと説明。旅行かばんのシールや消印、徽章などからも着想を得て、緊張の最前線であった馬祖の歴史を、収集する価値のある記号にしたという。
またヒガシシナアジサシやタイワンジカ、フウセイ、スメナリなどの生物、東引と東莒の灯台などのイラストを加えた他、ブルーとイエローを使い、清涼感と明るさの中に文化の温かみを取り入れ、地域の歴史性と現代性を表現したとしている。