(プラハ中央社)チェコ上院は4日、国際機関への台湾の有意義な参加を支持する決議案を賛成多数で採択した。中国代表権を巡る国連総会2758号決議(アルバニア決議)が中国によって歪曲されていることへの懸念を示し、同決議が誤って解釈されている問題に対処し、国連システムや国連専門機関への台湾の有意義な参加を支持するようチェコ政府に求めた。
決議案は上院外務・防衛・安全保障委員会から本会議に提出された。本会議では、同委員会のパベル・フィシェル委員長が決議案について説明した。
決議案では、2758号決議が台湾や台湾の人々について言及しておらず、台湾の政治的地位や国連への台湾の参加、その地位にも触れていないと指摘。2758号決議が「一つの中国」原則を確認し、台湾が中国の領土の一部であることを認めたとする誤った解釈を拒否するとした。
また、世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)への台湾の有意義な参加への支持を表明した。
チェコ上院が設立以来30年にわたって台湾との関係の発展に尽力してきたことにも触れ、今後も引き続き、特に研究開発や革新・スタートアップ産業、半導体、その他先進技術の分野での協力を深化させるとともに、安全保障問題や新たな安全保障面の脅威に関しても交流を強化していくとした。