(台北中央社)バドミントン女子の戴資穎選手(30)が7日、頼清徳(らいせいとく)総統から無任所大使の招聘(しょうへい)状を授与された。台湾史上最年少の無任所大使となる。国際関係の発展を後押しする役割を担う。戴さんは、自分の力によって次の世代を育成し、台湾のスポーツ環境をより良くできればと意欲を示した。
無任所大使は無給の栄誉職。今回は戴さんを含む10人が無任所大使に招聘された。
戴さんは、声をかけてもらった当初は無任所大使の具体的な任務がよく分からなかったと明かしつつ、後に、その内容は自分が普段からやっていることで、コート上での頑張りや精神によって台湾の存在感を示すことだと気付いたと語った。また、新しい物や事を試すのが好きな性格だとし、スポーツなど各分野での露出を喜んで担っていくと使命感をにじませた。