(新北中央社)台日高校野球国際親善試合の2日目は26日、北部・新北市の新荘球場であり、第1試合で九州選抜が北海道選抜を4-0で破った。
九州選抜の先発、長山武蔵(2年、日本ウェルネス)が7回を90球で投げ抜き完封勝利を挙げた。試合後、硬めのマウンドは好きで投げやすかったとコメントした。
25日の平鎮高校(北部・桃園市)戦にも代打で出場した長山。日本には同じレベルの投手がほとんどいないとした上で対決は1打席のみだったが存分に楽しんだと振り返った。
平鎮高は先月末、台湾の全国大会「黒豹旗」で8回目の優勝を果たした。同校のOBには日本ハムの古林睿煬やソフトバンク入りしたばかりの徐若熙らがいる。
九州選抜の打線では1番の牟礼翔(2年、九州国際大付)が初回に今大会初安打を放ち、二回は四球で出塁すると二盗を決めた。牟礼は、元大リーガーのイチロー氏に指導を受けたり褒められたりしたことは自信につながったと話した。
この日は平鎮高と「黒豹旗」準優勝校の羅東工業高校(北東部・宜蘭県)との試合も予定されていたが雨のため中止となった。
大会は27日まで。
