(台北中央社)今月1日に試験供用が始まった北部・桃園国際空港第3ターミナル(T3)の北側コンコースが25日、正式供用を開始した。同空港によると、23日までに延べ247便が発着し、延べ5万5452人が利用したという。
T3のメインビルは、2027年の完成・供用開始を目指して建設が進められている。北側コンコースの各搭乗口を使用する便の乗客は、第2ターミナル(T2)で搭乗手続きや出入国審査、保安検査などを行う。
桃園空港のウェブサイトによれば、T3の整備計画はターミナルビル、多目的ビル、関連のインフラ施設の建設を主とし、近年の利用者の急増に対応するとともにサービスの向上を図るという。
第3ターミナルビルのデザインは英国の建築家、リチャード・ロジャースさん(故人)率いるチームが手掛けた。完成後には年間延べ4500万人の利用客に対応できるとしている。