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台湾―石垣航路 就航は来年1月に再延期 閑散期の運賃は約1万円から

2025/12/27 18:10
石垣港離島ターミナル(中央社資料写真)
石垣港離島ターミナル(中央社資料写真)

(台北中央社)北部・基隆と沖縄県石垣島を結ぶフェリーの運航を目指すワゴングループ(華岡集団)は26日、同航路の閑散期の運賃を発表した。最安となる大部屋では1人当たり片道2000台湾元(約1万円)となり、基本運賃より800元(約4000円)安くなる。就航は来年1月になる見込みだとしている。

これまでに発表された情報によると、フェリーは総トン数2万1688トンの貨客船「やいま丸」で運航する。客室は4~15人が利用可能な大部屋など7タイプあり、総数は122室。ベッドは493人分ある。

今回発表された閑散期の運賃は2025年12月から26年2月までのもので、埠頭(ふとう)使用料やその他の税金は含まれない。基本運賃を片道1万500元(約5万2000円)としていた最高クラスのロイヤルスイートは閑散期には8500元(約4万2000円)になる。

当初は今年9月の就航が予定されていたが、その後「年内」とされ、今回再び延期が発表された。ワゴングループは、最も良い状態にするため、動力システムや客室の設備に関する最終的な調整を行っている他、乗組員の実務的な訓練を実施していると説明。円滑かつ安定した運営のため、慎重を期したと強調した。

ワゴングループの洪郁航総経理(社長)は中央社の取材に対し、最終的な確認作業を行っている最中だと語った。

(黄巧雯/編集:齊藤啓介)

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