(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は14日、チェコのイジー・ドラホシュ上院第1副議長が率いる訪問団と面会し、共同で自由と民主主義を守り、双方の繁栄と発展を築きたいと語った。
頼総統は、台湾とチェコは自由と民主主義、人権を共に享受しており、これらの価値は双方の交流を密接にしていると強調。来年には台湾の故宮博物院の収蔵品がチェコ・プラハで展示されることや台北にチェコの文化を紹介する「チェコセンター」が設立されたことに触れ、両国民の友好関係促進に期待を寄せた。
また台湾が初めて手掛けるIC(集積回路)設計の海外トレーニング拠点がプラハに設置されるとして、台湾とチェコの各分野の協力は必ず活発になると語った。
ドラホシュ氏は、台湾半導体の生態系の一部になることを願うとし、チェコは全ての準備ができていると強調した他、頼総統をはじめとする台湾人のもてなしに感謝を示し、中国語で「謝謝台湾」(ありがとう台湾)と話した。