大陸からの寒気団の影響で26日の台湾本島は広範囲で気温が低下した。寒さをしのぎ、血行をよくしようと、台北市内の復興公園では足湯を楽しむ市民の姿が見られた。
復興公園は温泉で有名な北投区にあり、足湯のための池が計三つ設置されている。同区内では復興公園の他に、泉源公園や硫黄谷温泉泡脚池も足湯を利用できるスポットとして知られ、いずれも無料で楽しめる。
復興公園ではこの日、大勢の足湯の利用客でにぎわった。あまりの寒さのためか、足手をお湯の中に漬けてリラックスしている人の姿もあった。
中央気象署(気象庁)は26日、北部・新北市や北東部・宜蘭県に、最低気温10度以下になる可能性があるとして低温注意報を出した。同署によれば、同日の台北市の最高気温は15度にとどまる見通し。
(編集:荘麗玲)
