(東京中央社)日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の古屋圭司会長が17日、東京都内のホテルで記者会見を開いた。台北市で20日に行われる頼清徳(らいせいとく)次期総統の就任式に同議連から過去最多となる31人が出席すると発表し、国会会期中にこれだけの国会議員が台湾を訪問し式典に参加することの意義が大きいと強調した。
古屋氏は、台湾は現在、世界のホットスポットだとした他、自身だけでなく世界のメディアも頼氏の就任演説に注目しているかもしれないと述べた。また、日本や米国、台湾、オーストラリアなど法の支配、民主主義といった価値観を共有する国同士が協力し中国をけん制することの重要性を訴えた。
日華懇メンバーらは18~20日の日程で台湾を訪れ、20日に退任する蔡英文(さいえいぶん)総統らとの食事会や台北市内の視察などを予定している。