(台北中央社)邱国正(きゅうこくせい)国防部長(国防相)は7日、立法院(国会)の外交・国防委員会で、今後米軍関係者が台湾を訪れて国軍の訓練に協力する回数が増えると語った。満18歳以上の男子に義務付けられている1年間の兵役で入隊している兵士も米軍が協力した訓練を受けることがあるとした。米軍部隊の駐留については否定した。
邱氏は米軍による訓練協力の今後について、訪台する米軍関係者の人数は増減しないが、訪台回数は増加するとし、訓練協力や経験の伝授は国軍にとって必ず助けになるとの認識を示した。
また与党・民進党の王定宇立法委員(国会議員)から陸軍の機械化歩兵部隊や装甲部隊の一部が渡米して訓練を受けたとメディアが報じたことについて問われると、台米双方の情報、訓練交流の一環だと説明。報道内容も大筋で認めた。