(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は15日、同市の永華市政センター(市庁)で記者会見し、台南空港と仙台空港を結ぶチャーター便が4月1日に初めて運航されると発表した。黄氏もこれに合わせて訪日し、宮城県仙台市の郡和子市長と面会する予定だと明らかにした。
台南市と仙台市は七夕祭りでの交流をきっかけに2006年、交流促進協定を締結している。黄氏はチャーター便の運航について、台南の国際観光が新たなマイルストーンに向けて踏み出すと語った。
また双方の往来がさらに便利になると強調。すでに販売されている179人分のチケットの残数は1割未満となっており、市民の直行便に対する期待の表れを示していると述べた。
同市政府によると、チャーター便は台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)が運航。黄氏の他、台南市議会議員らも搭乗し、宮城県や仙台市、山形市などの議員らと交流を図るという。一行は5日の便で台南に戻るとしている。