(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は旧正月の22日、憲兵指揮部福西営区(駐屯地、台北市)を訪れ、憲兵装歩239営部隊を激励した。その後、台北市の覚修宮や大龍峒保安宮を参拝し、国運隆盛と国民の健康を願った。
蔡総統は福西営区でのあいさつで、憲兵装歩239営は憲兵唯一の装甲部隊であり、重要な首都衛戍(えいじゅ)部隊だと言及。日頃の任務や訓練での成果を称賛し、部隊を高く評価した。営区では報告を聞き取った他、ボーナスを授与し、連休期間中にも勤務を続ける憲兵をねぎらった。
大龍峒保安宮には多くの市民が詰め掛け、蔡総統が到着すると「総統、こんにちは」とあいさつをする声が飛び交った。蔡総統は1台湾元(約4.3円)入りのお年玉(福袋)2000個を用意し、市民に自ら配布。受け取った人々は「うれしい」と口々に語っていた。