中部・彰化県の渓洲公園で進められていた木造遊歩道の改良工事が終了し、19日供用を再開した。案内板や記念撮影用オブジェ、休憩用ハンモックなどが新設され、行楽客の利便性や安全性の向上が図られている。
同県によれば、公園の面積約123ヘクタールで、台湾の平地にある公園として最大規模を誇る。苗木エリアと森エリアの2部分からなり、森エリア内には木造遊歩道が設置されている。
だが、設置後10年以上経過し、一部で老朽化が進んでいることから、公園の質と安全性の向上のため、県は今年2月に遊歩道の再整備に着手し、竣工まで約半年余りかかった。
この日、供用開始に合わせたスタンプラリーも実施された。王恵美(おうけいび)彰化県長はあいさつで、観光を兼ねたハイキングをしながら、自然の美しさが楽しめると紹介。全てのスタンプを集めると景品ももらえ、イベントがより楽しくなるとアピールした。