(台北中央社)東京デフリンピックは18日、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場などで大会4日目が行われ、陸上男子の十種競技で危宇澤が5985点で銀メダルを獲得した。台湾勢の今大会メダル第1号となった。
北部・新竹市の高校に在学中の18歳。これまでもユースの国際大会で優れた成績を収めてきた。今大会が十種競技に臨む初めてのシニアの大会となった。
出場した10人で最年少。100メートル走(11秒15)と1500メートル走(4分49秒89)ではトップだった他、400メートル走とやり投げでも2位の成績をマークした。
▽ 19日もメダル相次ぐ 射撃と陸上
大会5日目の19日には、射撃でメダル第2号が出た。10メートルエアピストル混合に出場した許明睿・高雅茹組が安定した実力を見せ決勝に進出。だが決勝ではインドのペアにかなわず、銀メダルとなった。
また、陸上女子100メートルハードルの許楽揮も14秒40で銀メダルを手にした。
頼清徳(らいせいとく)総統は、メダルを獲得した選手にそれぞれ祝電を送った。