無印良品は21日、中部・雲林県斗六市に新店舗をオープンした。雲林県への出店は初。開幕を祝い、県産の大豆を使用した新商品の醤油2品の販売が台湾の各店舗に先駆けて開始された。オープニングセレモニーには張麗善(ちょうれいぜん)雲林県長も出席した。
台湾での出店は70店舗目。斗六店の空間デザインは持続可能性の理念を前面に打ち出し、エコ建材を多用するとともに、地元素材を積極的に採用。床材には、台湾でよく見られる廃棄物である牡蠣殻などを使用した。
新商品「釀造白醤油」と「焼烤白醤油」には県元長郷産の非遺伝子組み換え大豆「高雄選10号」を使用。120日間の天日干しを経て、伝統的な陶製のかめで仕込んだ。色は淡く上品で、まろやかな甘みが特徴だという。

