茶の作付面積が台湾で最大の中部・南投県で、4日から12日まで「南投世界茶業博覧会」が開かれている。同県名間郷松柏村の松嶺茶芸文化協会による、茶を活用したリラクゼーションを体験できる施設は、人気パビリオンの一つとなっている。
体験館は、見る・聞く・嗅ぐ・味わう・触れるの五感に心の感覚を加えた「六感」をテーマに設定。大きな椀を使ってお茶を入れるだけでなく、茶葉を使ったフェイスパックや音楽も通じ、参加者に身も心もリラックスできる深い感動をもたらすという。
交通部(交通省)観光署参山国家風景区管理処によれば、博覧会の終了後も、松柏嶺ビジターセンター(遊客中心)で今月16日以降、同様の体験が楽しめる。