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中元節控え各地で「普渡」 台中市の警察署も縁起物供えて平安祈願/台湾

2025/09/04 18:19
テーブルに並べられたお供え物=2025年9月4日、中央社記者趙麗妍撮影
テーブルに並べられたお供え物=2025年9月4日、中央社記者趙麗妍撮影

旧暦7月15日の中元節(今年は今月6日)を前に、「あの世」からやって来た先祖や無縁仏を食べ物や飲み物でもてなす儀式「普渡」が各地で行われている。中部・台中市の市警豊原分局でも3日、縁起物のリンゴやキウイ、スナック菓子などをテーブルいっぱいに準備し、線香を手に署員らが平安を祈願した。

リンゴ(中国語で蘋果)は「蘋」と「平」の発音が同じことから、台湾では平安を象徴する果物とされる。キウイ(奇異果)も「奇異」と「吉利」(縁起が良い)の発音が似ているため、近年では縁起物として供えられることが増えている。

同分署の供え物でもひときわ目を引くのが「超級平安」と書かれた黄緑色の特大パッケージのスナック菓子「乖乖」。インターネットで商品を目にした署員が、複数のスーパーマーケットを巡って手に入れたという。

線香を手に祈願する警察署員ら=2025年9月3日、中央社記者趙麗妍撮影
線香を手に祈願する警察署員ら=2025年9月3日、中央社記者趙麗妍撮影

(趙麗姸/編集:田中宏樹)

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