アプリで読む
ダウンロード

国家档案館がプレオープン 約3000人来館 公文書を展示・所蔵/台湾

2025/09/04 13:15
2日、新北市林口区にプレオープンした国家档案館で開館を待つ人たち=国家発展委員会档案管理局提供
2日、新北市林口区にプレオープンした国家档案館で開館を待つ人たち=国家発展委員会档案管理局提供

(台北中央社)公文書の所蔵や展示などを行う国家档案館(ナショナルアーカイブス)が2日、北部・新北市林口区でプレオープンした。管轄する国家発展委員会档案管理局は3日、報道資料で、初日は3000人近くが足を運んだと発表した。

同局の林秋燕(りんしゅうえん)局長は、日常生活とはかけ離れているように思える公文書は、人々と切っても切れない関係にあると言及。常設展「この島で読む私たちの物語」(島読・我們的故事)では、国の公文書を通じ、1945年以降の社会の発展や庶民の生活に没入できるとした。

報道資料によれば、同時に始まった特別展では、台湾で約38年間続いた戒厳令の発令(49年)から解除(87年)までの重要な公文書を展示し、民主主義の前進の道のりを紹介する。戒厳令解除の「解厳令」など社会に大きな影響を与えた公文書は、原本を公開する。

展示の他、公文書の閲覧センターや親子向けコーナー、売店、喫茶店などが整備された。写生コンテストや謎解きゲームなどの企画も実施するという。

開館時間は午前9時から午後5時までで、日曜、月曜、国定休日(国民の祝日)、連休は休館。展示の観覧は無料。桃園メトロ(MRT)空港線林口駅近くのバスターミナルから無料シャトルバスが運行される。

(潘姿羽/編集:田中宏樹)

> 中国語関連記事
国家档案館のマスコット「阿凱将小屋」と戯れる子供たち=国家発展委員会档案管理局提供
国家档案館のマスコット「阿凱将小屋」と戯れる子供たち=国家発展委員会档案管理局提供
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
12