(台北中央社)アジアテニス連盟(ATF)のU12(12歳以下)チームコンペティションは8月30日、シンガポールで男子決勝が行われ、廖沛亜、謝兆鵬、蔡承恩の3選手で挑んだ台湾代表は、2-1で中国を破り、悲願の優勝を果たした。チームを率いた謝旺成コーチは「動きがとても良かった」と選手をたたえた。
同大会は同月25日から開催。男子台湾代表は予選リーグで快進撃を続けて決勝トーナメントに進出。準々決勝でカザフスタンに2-0、準決勝でもタイに2-0で勝ち、決勝に駒を進めた。
決勝戦の第1シングルスでは廖が2-0で先勝。第2シングルスで蔡が0-2で敗れたが、勝敗を決めるダブルスでは廖と蔡が協力して流れをつくり、2-0で中国を下した。
謝コーチは中央社の取材に対し、3選手の実力はすでに成熟しており、同世代の選手のレベルを超えていると評価。いずれも台湾テニス界で潜在力のある新星だと語った。
また朱芸緹、許芳僖、蘇品竹の3選手が出場した女子代表は3位だった。