南部・嘉義県大林鎮で開園準備が進んでいる観光工場「アザーワールド」(欧楽沃築夢城堡)が、7月中にプレオープンを予定している。開園前にもかかわらず現地を訪れて敷地外から城などの写真を撮影し、SNSに投稿する人も相次いでいる。一部からは“台湾版ディズニー”との声も上がっているという。
同施設はチョコレートをテーマにした観光工場。周辺には他にも複数の観光工場があり、嘉義県文化観光局は県の観光に強力な活力をもたらしていると評価した上で、アザーワールドの効果にも期待を寄せている。
24日には県議が視察に訪れた。姜梅紅議員(民進党)の事務所スタッフは、敷地内に欧州風の城やプロバンス風の村、チョコレート工場、メリーゴーランドなどがあったと言及。水色と白が織りなす建物の外観や童話の中のような尖塔、漂うチョコレートの香りが、まるで欧州の静かな村にいるような気分にさせると語った。