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公衆トイレにスマート監視システム 異臭感知で通知 新竹市、清華大と協力/台湾

2025/06/26 18:24
トイレにセンサーを取り付ける様子=新竹市政府提供
トイレにセンサーを取り付ける様子=新竹市政府提供

北部・新竹市政府は市内の清華大学や国家計測機器科学技術研究センターと連携し、市内の公衆トイレに新たな監視システムを導入した。センサーが異臭を感知すると管理スタッフに通知メッセージが届く仕組みで、速やかに清掃が行えるようになる。市はトイレのサービス品質や管理効率の向上が図れるとしている。

市が26日に発表した報道資料によれば、清華大の研究チームが耐腐食性、高感度、低消費電力の特性を持つ気体観測チップを開発。同研究センターがシステムや通信技術などの面をサポートした。チップはアンモニアや硫化水素、二酸化炭素を観測できる。

センサーは十八尖山と新竹市孔子廟(びょう)の公衆トイレに設置された。成果が見られれば使用を拡大するという。

(魯鋼駿/編集:田中宏樹)

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