北部・新竹市政府は市内の清華大学や国家計測機器科学技術研究センターと連携し、市内の公衆トイレに新たな監視システムを導入した。センサーが異臭を感知すると管理スタッフに通知メッセージが届く仕組みで、速やかに清掃が行えるようになる。市はトイレのサービス品質や管理効率の向上が図れるとしている。
市が26日に発表した報道資料によれば、清華大の研究チームが耐腐食性、高感度、低消費電力の特性を持つ気体観測チップを開発。同研究センターがシステムや通信技術などの面をサポートした。チップはアンモニアや硫化水素、二酸化炭素を観測できる。
センサーは十八尖山と新竹市孔子廟(びょう)の公衆トイレに設置された。成果が見られれば使用を拡大するという。