蕭美琴(しょうびきん)副総統は23日、台北市の総統府で国連事務総長特別代表(防災担当)を務めた水鳥真美氏と面会した。水鳥氏が同日、市内で開かれた災害救助関連のワークショップに参加したことに感謝を表明した他、双方の国の強靭(きょうじん)性を強化できるよう、今後も水鳥氏の専門を通じて日本の人々と連携していくことに期待を寄せた。
総統府が同日、報道資料で発表した。面会には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)や台湾の対日本窓口機関、台湾日本関係協会の林郁慧副秘書長らが同席した。
同ワークショップは、台湾や日米などが人材育成を目的に設置した「グローバル協力訓練枠組み」(GCTF)によって開催され、日程は25日まで。初日の23日は人道支援や災害救助関連がテーマに選ばれた。会合には34カ国から150人超の専門家が集まるという。