法務部(法務省)行政執行署台北分署は24日、台北松山空港に放置されている元ファーイースタン(遠東)航空のMD82型機を7月1日に競売にかけると発表した。最低落札価格は450万台湾元(約2230万円)。
ファーイースタン航空は資金繰りが困難となり、2019年12月に運航を停止した。今回競売にかけられる機体は21年に台湾企業が450万元で落札していたが、23年から空港使用料など900万元(約4450万円)以上の支払いが滞ったため、再度差し押さえられていた。
同分署は、貴重な機会だとして、入札を呼びかけている。