(新北中央社)太鼓の祭典「新北市ドラム・アートフェスティバル」(新北市鼓芸節)が21日、北部・新北市新荘区の新荘体育園区で始まった。開幕コンサートでは、秋田県の和太鼓パフォーマンス集団「NAMAHAGE郷神楽」を主宰する和太鼓奏者の小林義隆さんが、台湾の太鼓団体「御鼓坊」と共演し、なまはげを交えた演目を披露した。
新北市文化局の報道資料によれば、新荘区は歴史や文化、工芸が息づき、古くは文化の拠点だった。また廟(びょう)が数多く民俗活動も盛んなことから、太鼓製作産業が発展してきたという。フェスティバルは2007年から行われている。
この日は小林さんと御鼓坊の共演に加え、地元小学校の太鼓クラブなどが演奏を披露した。開会式には同市の侯友宜(こうゆうぎ)市長も出席し、あいさつした。
22日には同市芦洲区でステージが行われた。28日には双渓区で、29日には土城区でそれぞれ開催される。