(屏東中央社)南部・屏東県万丹郷で26日午前5時10分ごろ、地中から大量の泥が噴き出る泥火山が出現した。4カ所に噴出孔ができ、約2メートルの高さまで泥が噴き上がった。
屏東県政府交通旅遊処によると、泥火山は地中にたまったメタンなどのガスによって泥が噴出する現象。県内では万丹郷と新園郷の境界地域に分布し、1988年から毎年少なくとも1度は発生しているという。
この地域で泥火山が発生したのは今年初めて。現場に駆け付けた地元選出の許展維県議会議員(民進党)は、噴出孔の一つが用水路内にあり、重機を出動させて泥を除去すると語った。