元西武の渡辺久信氏が12日、台北市の台北ドームで行われた台湾プロ野球、統一ライオンズ対味全ドラゴンズ戦で始球式を行った。
統一と西武のコラボレーションイベント「台日双獅交流主題日」(仮訳:日台ダブルライオンズテーマデー)の一環として行われたもので、打者役は台湾を拠点に活動するアーティストの千田愛紗さんが、捕手役は元西武で昨年から統一でプレーする郭俊麟投手が務めた。
1999~2001年に台湾球界で選手やコーチとして活躍した渡辺氏。始球式でのインタビューでは、流ちょうな中国語であいさつするほか、台湾の野球について「すごくレベルアップしている」「世界で優勝を争えるチームになってほしい」などと話しエールを送った。
「台日双獅交流主題日」は今年で10年目を迎えた。渡辺氏は16年に南部・台南市で行われた初の主題日イベントでも始球式を務めた。