北部・新北市の平溪区で8日と12日、旧正月恒例のイベント「平溪スカイランタンフェスティバル」(平溪天灯節)が開催される。これに先立って5日には今年の干支(えと)にちなみ、ヘビの形をしたメインランタンのデザインが公開された。
8日のイベントは平溪中学校を会場とし、高さ約6メートルに及ぶ金色のヘビのメインランタンが用意され、新春の祈りを届ける。12日は十分広場で行われ、2日後の西洋のバレンタインデーに合わせ、この日のメイン作品はハートの形に並べた高さ約3.7メートルの金色とピンク色のヘビとなる。
同市政府観光旅遊局によれば、初日はイベントアンバサダーを務める台湾プロ野球、味全ドラゴンズのチアリーダー、イ・ダヘ(李多慧)さんが登場し、参加者とともに天灯を放つ。また17カ国からの50人超の交換留学生も団体を結成し、それぞれの国の代表として世界の平和と繁栄を願い、天灯を飛ばすという。
初日には、スカイランタンの打ち上げと同時に、人々の足元を照らしながら幸運をもたらすことを意味する光のショー「好運蛇進来」も実施される。同イベントに光のショーが導入されるのは初めて。