アプリで読む
ダウンロード

元宵節を祝い、客家の町で竜舞のパフォーマンス 凛々しい黒竜が目立つ

2025/02/07 13:12
凛々しい姿の黒龍。手前右は劉士毅さん=2025年2月6日、中央社記者管瑞平撮影
凛々しい姿の黒龍。手前右は劉士毅さん=2025年2月6日、中央社記者管瑞平撮影

中部・苗栗県苗栗市にある道教の廟「玉清宮」で6日、元宵節(今年は2月12日)を祝う伝統行事「𪹚竜」のシリーズイベントが行われた。複数の団体による竜舞のパフォーマンスが繰り広げられ、中でも凛々しい黒竜の姿がひときわ注目を集めている。

苗栗には台湾を構成するエスニック・グループの一つ、客家人が多く住んでいる。𪹚竜は大量の爆竹やロケット花火が飛び交う中、竜舞を披露するもの。客家人に古くから伝わるにぎやかでスリルのある祭りで、無病息災の願いが込められている。

黒竜による竜舞を披露したのは空中パフォーマンス団体「舞空術竜隊」。団長を務める劉士毅さんは中央社の取材に対し、ここ数年、自然災害が多発していると指摘した上で、白色は「陽」を示し「天上の世界」を、黒色は「陰」を示し地上の世界をそれぞれ象徴するものだと紹介。「黒竜が人々のために疫病を払い災いを鎮め、物事がすべてが順調に運ぶよう願いたい」と期待を寄せた。

シリーズイベントは14日まで開催される。竜舞のパフォーマンスの他、マジックやパレードなども行われ、目玉となる𪹚竜は9日午後から5時から同9時半に登場する。

(管瑞平/編集:荘麗玲)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
18