トランプ米政権がハーバード大の留学生受け入れ資格を停止した問題で、台湾の最高学府、台湾大(台北市)の陳文章学長は7日の校務会議で、米国の大学の留学生を訪問学生として受け入れる方針を示した。
陳学長は、すでに米国の各大学の入学許可を持っている人や在学中の学生を対象に、訪問学生として台湾大に登録できるようにすると発表。学期の終了後に正式な単位を取得できるとした。
また台湾に残って卒業する意向の学生に対しては、教育部(教育省)の方針を見て、入学や転学を指導すると語った。
(陳至中/編集:齊藤啓介)