(屏東中央社)錣山部屋の親方や力士が8日から9日にかけ、南部・屏東県を訪問している。県観光交流協会の招きによるもので、力士らは恒春半島のリゾート地、墾丁でバナナボートなどのマリンアクティビティーを体験したり、クロマグロで有名な東港鎮の魚市場を見学したりして大相撲夏場所後のひとときを過ごしている。
屏東県伝播・国際事務処が報道資料で紹介した。一行は8日、同県万巒郷の屏東カカオ・チョコレートパークや台湾最古のカトリック教会、万金聖母聖殿を訪れた他、同郷の名物として知られる豚足料理も味わった。その後は恒春半島で看海美術館の見学やマリンアクティビティーなどを行った。
9日には東港鎮で魚市場や競りを見学。力士代表と同県選出の立法委員(国会議員)による、マグロの重さ当て大会などの企画も催された。夜には屏東夜市を訪れる。
県は、今後も国際的な協力や交流を推進し、多くの外国人観光客に屏東の人情や美しい景色を体感してもらいたいとしている。