南部・台南市の台南山上花園水道博物館で、開館5周年を記念したラン展が10月10日に始まる。500鉢以上のランが展示され、その中には頼清徳総統の名を冠した「頼清徳蘭」も並ぶ。
同市内にある蘭科植物園の呉柏昌社長は中央社の取材に応じ、頼氏は台南市長時代にラン産業の推進に積極的に取り組んでいたため、ランの生産者が時間をかけてラン科の花「カトレア」から新たな品種を作ったと説明。当時の頼市長に同意を得て、頼氏の英語表記「Lai Ching-Te」の名称で英国の王立園芸協会に登録を申請したという。
呉氏は今回展示する頼清徳蘭について、ラン展の頃にちょうど満開になるだろうと話した。
展示は10月10日から14日まで。