東部・花蓮県の慈済大学は、大手前大学(兵庫県西宮市)と短期研修に関する覚書を結んだ。交流を通じてビジネスに関するグローバルな視野を養い、異文化理解の増進に期待を寄せている。
大手前大は2017年、慈済大の前身である慈済科技大と協定を締結し、交流を深めてきた。今年6月には台湾側の学生らが大手前大を訪問。今月9日からは8日間の日程で日本側の学生らが慈済大を訪問している。
慈済大の関係者は、覚書の締結は第一歩だとし、今後は複数学位取得で提携を結び、教員による学術研究を促したいと語った。
(張祈/編集:齊藤啓介)