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国宝級看板絵師の顔振発さん、初の個展開催へ 「若い時からの夢が実現」

2024/09/07 16:18
呉俊誠さん提供
呉俊誠さん提供

台湾で国宝級看板絵師の称号を持つ顔振発さんの初めての個展が14日から南部・台南市の東門美術館で開催される。顔さんは「個展開催は若い時からの夢だ」と話し「全国ツアーもできれば」としている。

顔さんは今年71歳。映画看板を50年以上にわたって描き続け、これまで数千に上る作品を手掛けてきた。その腕前の高さは台湾の映画業界だけでなく海外からも注目され、今年4月には台北映画祭から卓越貢献賞を授与された。顔さんの仕事を追ったドキュメンタリー映画「顔さんの仕事」も今関あきよし監督によって制作され、先月31日から新宿の映画館で上映中。

中央社の取材に応じた顔さんは自身初となる個展について画風の多様性を強調。「自身のスタイルのみならず、これまで歩んできた人生でもある」と指摘。今後は全国各地でも作品を展示できるようになればと語った。

10月13日まで。計14点展示される。

(張栄祥/編集:荘麗玲)

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