(台北中央社)外交部(外務省)の呉志中(ごしちゅう)政務次長は15日、台湾を訪問している立憲民主党の衆参議員4人と面会した。双方は台日の国会交流促進や地域情勢などについて意見を交わした。
呉氏はあいさつで、近年の台日関係は友好が深まっており、国民感情も良好だと言及。両国は地理的に近く、多くの共通の挑戦に直面しているとし、今後も各分野における協力を深化し続け、民主主義の価値を守り、地域の平和や安定、繁栄を促進することについて共に努力していきたいと述べた。
訪問したのは太栄志衆院議員、馬場雄基衆院議員、大築紅葉衆院議員、奥村政佳参院議員の4人。太氏は、立憲民主党は日本の野党第1党として台湾との友好関係を非常に重要視しているとし、安全保障での協力強化や、東アジアの平和と安定を共同で促すことに期待を寄せた。
また外交部は同日、日本維新の会の斎藤アレックス衆院議員が16日に訪問団に合流する予定だと説明。日本の与野党と既存の良好かつ緊密な基礎の上で、実質的な協力関係を深めたいとした。