中部・苗栗県公館郷で24日、台風3号の接近を前に、特産品であるナツメの収穫や風の影響を受けやすいタロイモの葉の刈り取り作業を急ぐ農業従事者の姿が見られた。
ナツメを育てる呉炳樟さんは、ナツメは多量の水分を含むと果実が割れてしまうとし、収穫できるだけするしかないと語った。
タロイモ農家の羅永保さんは、ヒトの身長ほどに育ったタロイモの葉が風で倒れてしまうと、苦労して育てたタロイモが腐ってしまうと話す。台風前で臨時の作業員を雇うことができなかったとし、1人での作業を急いでいた。
(管瑞平/編集:齊藤啓介)