パリ五輪の柔道男子60キロ級に第1シードで出場する台湾の楊勇緯選手は現在、南部・高雄市のナショナルスポーツトレーニングセンターで訓練に励んでいる。21日、同センターで囲み取材に応じ、五輪の試合の終了後には「鹹酥鶏(台湾風唐揚げ)を食べまくりたい」と笑った。
パリ五輪では台湾の食品メーカーの協力を受け、台湾代表選手の食事をサポートする施設が教育部(教育省)体育署などによって設置される。施設ではルーロー飯やショーロンポー(小籠包)、牛肉麺、鹹酥鶏といった台湾グルメを選手らに提供する。
楊選手は、食事のサポート施設について「実はまだ見たことがない。でもおいしそうなものがたくさんあると先輩たちからは聞いた。選手村のレストランはきっと豪華だけれど、たぶん飽きてしまうから、試合後には鹹酥鶏を食べまくろうと計画している」と話した。
柔道男子60キロ級の試合は7月27日の1日で終了する。テニスが好きだという楊選手は、試合を終えたら、憧れの人であるラファエル・ナダル選手の試合を見に行きたいと話した。