南部・高雄市の西子湾に位置する中山大学構内にある屋外階段に海を題材にした絵が描かれた。多様な海洋生物が泳ぐ姿をあしらい、海洋資源の大切さを伝えている。
階段は海洋科学部の近くにある。階段へのペインティングは同学部の学部長らが提案し、海洋委員会海洋保育署署長やイラストレーターの許殷豪さんが共同で手掛けた。
許さんによれば、作品には海洋の要素が必要だと考えたものの、科学や文化の要素も取り入れたいため、海洋の要素を抽象化することに決めたという。許さんは、この階段が中山大の新たな名所になり、多くの人が撮影に訪れてくれればと話した。