南部・嘉義県と嘉義市の県境を流れる八掌渓の川岸辺りでキバナコスモスが満開を迎え、オレンジがかった黄色いカーペットのような花畑が一面に広がっている。5月末まで楽しめるという。
同県中埔郷公所(役場)と同郷農会(農協)が協力して今年1月下旬、八掌渓に架かる忠義橋下で栽培した。すでに見頃となり、可憐な花を咲かせ、訪れた人々の目を楽しませてくれる。
八掌渓辺りは明るい黄色い花びらが特徴のコガネノウゼンも植えられているが、開花期は2~4月と短い。同公所は地域の活性化を図り、八掌渓に架かるもう一つの橋、弥陀映月橋と忠義橋の間の南よりの川岸で長期間楽しめるキバナコスモスを植えることで、花を楽しむ期間を長くするととおに地元をアピールしようとした。
子どもたちが周りで遊べるようにキバナコスモスの花畑にはおとぎ話に出てくるようなお城が設置された他、フォトスポットなども用意されている。同公所は来月4日のこどもの日(児童節)には関連のパフォーマンスも楽しめるとして来訪を呼びかけている。