中国文化大学(台北市)は17日までに、キャンパス近くのレストランを経営する企業と提携して芸術文化センターを設立したと発表した。芸術学部で音楽や演劇などを学ぶ学生が飲食店を会場に成果を披露すると共に、地域に芸術の雰囲気を生み出す。
王子奇学長は、同大は常に芸術の力が世界を変えられると信じていると説明。同センターの設立は芸術文化の普及への熱意や使命感を体現していると語った。
同大芸術学部の黄惟馨学部長は、これまで学生が発表できるステージが少なかった上に、会場の使用料金が高いと吐露。今回の連携を通じて、同学部の1年次から4年次までの学生が毎日のようにステージを持ち、自らの才能を表現できるようになると期待を寄せた。
今後飲食店で行われるパフォーマンスは、少人数による会話劇や楽器の演奏などが中心となるという。