前日に天灯(スカイランタン)上げが実施されたのを受け、北部・新北市の平溪で18日と25日、山の清掃活動が行われた。100人余りが参加し計160キロのごみを回収した。
平溪では毎年、旧暦1月15日の元宵節を祝う恒例イベント「平溪天灯祭り」(平溪天灯節)が開催される。今年は2月17日と24日に催され、両日合わせて2250を超える天灯が打ち上げられた。
同市政府観光旅遊局によれば、清掃活動は同市山岳協会や地域の発展を推進する団体の協力を得て行われ、主に平溪周辺の遊歩道で実施された。参加者たちは美しい山林の風景を楽しみながら、飛ばしたランタンを回収し、守るべき自然を体験した。
平溪における持続可能な観光の促進を目指し、今後の山の清掃活動により多くの人に参加してもらえればと同局は期待を寄せた。