台湾の大学入学試験の一つで、高校生が大学進学に必要な基礎学力を備えているかを試験する「大学学科能力試験」(学測)が20日、台湾各地の会場で始まった。3日間行われる。試験の運営機関によると、志願者数は12万195人。
この日は午前に数学A、午後に自然(理科に相当)の試験が行われた。関係者によると、数学Aでは35人が有効な身分証明書を携帯していなかった他、9人が携帯電話の電源を切らなかったなどとして減点となった。
21日は英語、国語、作文、22日は数学Bと社会の試験が行われる予定。
(許秩維、陳至中/編集:齊藤啓介)