南部・嘉義市の北香湖公園で今月下旬から、光と影によるアートの展示会「2023嘉義市光織影舞」が始まる。世界で大ヒットを記録した映画「バービー」のイメージカラーであるピンクが採用され、会場はロマンチックなオーラに包まれるという。
同市政府が20日、PR記者会見を開いた。黄敏恵(こうびんけい)市長はピンクは癒やし効果のある色で、差別やいじめ反対の意思表示でもあると指摘。ピンクの優しいパワーを通じて、人々の心の喜びや内面の調和を呼び起こしたいとしている。
展示は今月29日~来月10日の毎日夜6時から同10時まで。会期中、高さ10メートルに及ぶ宇宙船や月をモチーフにした幅10メートル、高さ5メートルのインスタレーションなどが登場する他、マルシェも開かれる予定。
「ファンタジーなピンクパーティーを楽しんで、嘉義市の魅力を体験してほしい」と同市は来訪を呼びかけている。