北部・台北市議会教育委員会のメンバーらは9日、市内で建設中の台北ドームの内部を視察し、人工芝の状態を確認した他、実際の運用を念頭に問題点を指摘するなどした。
陳宥丞市議(民進党)は、観客席の座席が白いため、選手からボールが見えにくくなる恐れがあると指摘。黄瀞瑩市議(民衆党)は大型映像装置が小さ過ぎるとし、改善を求めた。
建設を請け負う遠雄グループの楊舜欽副総経理(副社長)は、座席の色について、現在の照明は仮のもので、実際のオープン時とは色合いが異なると説明。今後の試験で検査を行い、必要があれば改善する考えを示した。また大型映像装置については、今後の状況を見て装置の増設を検討すると答えた。