シンガポールのリゾート・ワールド・クルーズ(RWC)が運航し、南部・高雄と香港を母港とする国際クルーズ船が4日、高雄港に寄港した。今後毎週2回同港に寄港する。
この日は船上で記念式典が開かれ、陳其邁(ちんきまい)高雄市長らが出席。RWCのマイケル・ゴー社長は、同社のクルーズ船は今年78回高雄に寄港し、14万人の国際観光客と16億8000万円(約73億円)の経済効果をもたらす予定だと語った。
毎週月曜日に同港を出発する便は台湾海峡の離島、澎湖にも停泊する。陳光復(ちんこうふく)澎湖県長は、澎湖を訪れる年間観光客数は現行の延べ約120万人から同126万人に増加するとの見込みを示した。
台湾港務の李賢義董事長は、今年同港に寄港するクルーズ船は延べ154隻に達し、同港を母港とする船は延べ130隻に上ると指摘した。