先祖や無縁仏の霊魂がこの世に戻ってくる「鬼月」を月末に控え、東部・花蓮県ではお化けや妖怪に扮した人たちによるランニングイベントが開催される。1人でも多くの人が参加して共に“コロナ鬼”を追い払おうと主催側は呼び掛けている。
主催の北林三村社区(コミュニティ)によれば同イベントは今年で11年目。旧暦7月の鬼月(今年は7/29~8/26)が始まる週の土曜日に行われ、廃棄された地元のタバコ乾燥小屋「菸樓」を利用したお化け屋敷を楽しんだりすることができる。
今年はお化けや妖怪などの格好で走るイベントも実施。5キロ、2キロ、散歩の3部門に分かれており、すでに500~600人が参加を申し込んでいるという。参加を申し込んでいなくても一緒に「散歩」できるとのことで、ぜひ来てほしいと期待が寄せられている。