動画配信サービス、ネットフリックスで15日に配信が始まった台湾ドラマ「ママ、やめて!」(媽,別鬧了!)が好評を博している。配信から3日以内に台湾の視聴ランキング首位に立ち、21日時点でも引き続き1位を獲得している。
同作は、一家の主である父親を失った後の母親と娘2人が共に傷を癒やし、成長と恋愛の課題の中で自分の存在価値を見つけていくというコメディー。チェン・ミンミン(陳名珉)の人気小説「我媽的異国婚姻」をドラマ化した。
主演はビリー(比莉)、ジョニー・コウ(寇世勳)、 アリッサ・チア(賈静雯)、アリス・クー(柯佳嬿) 、ウー・カンレン(呉慷仁)、リン・ボーホン(林柏宏)ら。「子供はあなたの所有物じゃない」(你的孩子不是你的孩子)のチェン・フイリン(陳慧翎)と「悪との距離」(我們与悪的距離)の編集を担当したリー・ジュンホン(李俊宏)が共同で監督を務めた。
配信開始後、視聴者からは「コメディーなのになんで泣けてくるの?」「泣いてるのにまた笑えてくる」といった声がネット上に寄せられている。アリスは「出演者の大胆な演技がPRの焦点になっているけれど、(この作品は)浮ついた雰囲気でにぎやかであるのと同時に、実は女性に関する問題と命についても探っている。視聴者がさまざまな登場人物を自分と重ね合わせ、共感してくれていることはとてもうれしい」とコメントした。