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日本人の「財産」 まだ見つからず 先住民族とトラブルも発掘継続へ/台湾

2022/05/06 17:42

養殖業を営む男性が、東部・台東県知本の空き地に埋められたとする「財産」の発掘を試みている。現在までに何も見つかっておらず、当初申請していた発掘許可も5日で期限を迎えたが、男性は再申請を行い、引き続き捜索する考えだ。

男性は、同地で警察官だった父親から、日本軍が台湾から引き揚げた際、海岸に「少なくないもの」を埋めるのを手伝ったと聞き、県と財政部(財務省)国有財産署(国産署)などに申請をした上で、友人らと発掘を行っていた。一部では埋められたものは黄金だとするうわさも広がっている。

先月には地元の原住民(先住民)族が自分たちの文化や

歴史とゆかりのある「伝統領域」だと主張し、作業が中断するトラブルに発展したが、男性は4日、再び発掘を行った。

男性は、12メートル地点まで掘った際、人為的な痕跡を見つけたと説明。今後の発見に期待を寄せた。

(盧太城/編集:齊藤啓介)

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