北部・台北市の士林北投科学技術園区に4日、ドライブスルー方式の新型コロナウイルスPCR検査場が設置された。簡易検査で陽性となった人を対象にしていたが、検査を求める多くの人で混雑し、視察に訪れた黄珊珊(こうさんさん)副市長は、事前の予約を呼び掛けた。
この検査場ではPCR検査の他、症状のある市民は薬を受け取ることができる。
ただ、動線が分かりづらく、多くの車両が逆走したり、予約しないで訪れた市民の資料記入に時間がかかって行列ができたり、割り込みで口論が発生したりするなどして混乱がみられた。
黄氏は、5日以降は予約した市民の検査を優先し、予約をしていない場合は待つ必要があると語った。