(台北中央社)中華民国野球協会は5日、日本との高校野球の交流戦計6試合を12月25日から27日にかけ北部・新北市の新荘野球場で開催すると発表した。同様の取り組みは8年ぶりとなる。
協会の報道資料によれば、台日の高校野球の交流戦は2015年と17年に実施したものの、その後は諸般の事情で行われていなかった。辜仲諒(こちゅうりょう)理事長が昨年、訪日した際に日本高野連の会長と面会して話し合い、再開が決まった。
辜氏は、密接な交流や技術の高め合いを通じ、双方の選手が親睦を深めるという目的を達成できるよう期待しているとの考えを示した。
台湾からは現在開催中の高校野球大会「黒豹旗」の優勝、準優勝校が出場する。今月末に決まる予定。
日本からは九州地区と北海道地区の選抜チームが参戦する。日本高野連は4日、今夏の甲子園大会で優勝した沖縄尚学高の新垣有絃投手らを九州地区のメンバーに選出したと発表した。
今後は2年に1度のペースで実施するという。