(台北中央社)台湾プロ野球リーグの中華職業棒球大聯盟(CPBL)は18日、台北市内で記者会見を開き、オールスターゲームを7月30日と31日に台中インターコンチネンタル球場で実施すると発表した。新型コロナウイルスの影響で昨年と一昨年は中止となったため、3年ぶりの開催となる。
ファン投票などによって選ばれたスター選手と、国際大会のために選ばれた台湾代表が対戦する。台湾は昨年、東京五輪の最終予選を辞退。3月に予定されていた日本代表(侍ジャパン)との強化試合も中止となった。CPBLの蔡其昌(さいきしょう)会長は、代表メンバーも決まっていたのに残念だったとし、オールスター戦では台湾代表のために準備していたユニホームを使用すると明かした。
スター選手を率いるのは昨年、年間王者に輝いた中信ブラザーズの林威助監督(元阪神)。台湾代表は侍ジャパンとの対戦で監督を務めるはずだった統一ライオンズの林岳平監督が指揮を執る。
スター選手のファンによる投票はインターネットや雑誌などで実施。専門家による選出も行われる。